高校生物 用語の暗記を楽に
生物受験の皆さん、いかがお過ごしでしょうか。生物は暗記が多く大変だろうと思います。自分は受験では生物は使わなかったので、問題の解き方などでアドバイスできることはないのですが、少しでも暗記の助けになればと思い記事を書きました。少ないですが参考にしてください。今後書き足していくつもりです。
(1)フィブリンfibrin
fiber(繊維)から来ています。繊維状の酵素で、血小板や赤血球を覆うことで血液を凝固させます。ぜひ写真を見てみてください。
(2)フィブリノーゲンfibrinogen
〜ノーゲンというのは、〜の前駆体、という意味。フィブリノーゲンを元にフィブリンが作られます。「フィブリンの元(げん)」といったところでしょうか(笑)
(3)トロンビンthrombin
フィブリノーゲンをフィブリンへと変える働きをする酵素です。thrombos+inという構成をしていて、thrombosに「血液凝固」という意味があるようです。トロンボプラスチンも同じ語源と思われ。
ペプチドグリカンpeptidoglycan
細菌の細胞壁の成分で、アミノ酸が繋がったもの(ペプチド)と、多糖類(グリカン)がくっついたものです。アミノ酸の間の結合をペプチド結合と言いますね。
パソプレシンvasopressin
バソ(血管)+プレシン(収縮)。血管を収縮させて血圧を高めるホルモン。血管は英語でvessel("バソ"っぽく聞こえる)。血管が収縮する→血圧上昇。pressを「圧迫する」で考えた方がわかりやすいかも。
ホロ酵素
「ホロ酵素=アポ酵素+補酵素」ですね。ホロというのは全体とか全部とかいう意味。大戦時のユダヤ人大虐殺をホロコーストといいますね。
とりあえず今回はこんな感じで。今後追加していくつもりです。では頑張ってください!