kimamanikakuの日記

自分が面白いと感じたことを記事にしています。

朝倉書店『解析力学I』

2週間前から、朝倉書店の『解析力学I』(山本義隆、中村孔一著)に取り組んでいます。≒的序章の部分から順に読み始めたのですが、まあ当然知らないことだらけ。この本は≒的な準備に100ページ割かれていて、その後解析力学の記述が本格的に始まるという構成になっています。

 

解析力学も(というかそもそもの力学すら)それほど習熟していない段階で、「やっぱり背伸びしてんのかなぁ」と思いながら踏ん張っているのですが、いま50ページくらい読み終えました。見慣れない記号や言葉が多く戸惑いましたが、慣れてくると大したことはありません。それなりにやりがいがあり刺激もある、今の自分にちょうどいい本だと思います。

 

共変微分のところだけはつまづきました。「これだけじゃわかるはずない」と思い、ヘルマンワイルの「空間・時間・物質」を借りてきて読んでみると、これがわかりやすくて、なんとか解決できました。微分幾何学相対性理論にも繋がってきますし、とても楽しみです。

 

頭に入れた後、整理し直したら、自分の言葉で書き直して、ここに記事としてアップしようと思います。